変人吸引マシーン

神奈川にある川にたまに釣りにいく。全然釣れないんだが、水辺でルアーを投げてると楽しい。つくづく地味である。キャバレークラブにくらい行けよ!と思うがキャバクラで女の子を釣るより、川で魚を釣るほうが興奮するだもんだで仕方がない。どスケベのくせにプライドだけは高いので始末が悪い。

少しまえ、その神奈川の川で釣りをしておると後ろからダミ声が。
「あそこにのるなよ」
振り返ると、やばさ100点満点のジジイがおる。
「は?」
「あれは俺らが金出して作ったんやけぇ、のるなよ」
と指をさす。
指の先を見るとトタン板みたいなのを重ねた橋のようなものがある。
「あーそうなんや、知らんかった、のらんようにするわ」
イラッとして、イラッとした感じで言うと急に「あそこが釣れるよ、昨日300匹釣ったもん」 などと若干フォローする感じで言う。

空気読めるんか読めんのかわからないわけで、そして300匹釣ったって絶対嘘なわけで、つーか完全に浮浪者が暇潰しにからんできとるわけで…

どーか、あのジジイが今頃奇病にかかってハイパー苦しんでますように