アメリカ日記3
19日
爆睡の後、本場の釣り具行っとかなマズいだろって事で捜す
情報では15ブロック先にオースティンアングラーてとこがあるみたい
ひたすら歩いてやっと見つける
2fオースティンアングラーズの文字
意気揚々と階段をのぼりドアを押すも閉まっておる
1fのパタゴニアで尋ねるとどーやら移転したらしい
歩いては行けないよとのことで泣く泣く断念
来た道を歩いて帰る
暑いひたすら暑い
へとへとになったので病院の前の塀に腰掛けて休んでいると
むこうからネルシャツを着たオッサンが歩いてきた
おっさん「おす」
俺「どうも
おっさん「ぺらぺら(聞き取り不能)」
俺「ごめん俺英語話せないから
おっさん「かみさんが妊娠してさ」
俺「おお!
おっさん「でも俺hivなんよ」
俺「おお、まじか…」
おっさん「家でかみさん病気で寝てるんよ、入院費が50$必要なんやけど無くてさ
よかったら50$くんない?」
う、う、うさんくさーい
俺「悪いけど金ないわ」
俺「でもなおっさん、がんばれ!」
おっさん「ありがとう」
………沈黙
俺「しかし暑すぎやね」
おっさん「うん」
俺「じゃあね、がんばれ!」
オースティンの夜は昼と違いやや冷える
夕食はホテルから2ブロックほど離れたメキシコ料理屋
でタコスを食らう
美味い
夜、光広は一人街のバーに飲みにいったみたい
変なやつだ