アメリカ日記10

3月26日
デンバーライブ日
朝起きてびっくり外は一面雪です
こりゃあライブなかんべえと思っておったが
なんとやると
なにがなんでもやると
人くるのかこれ?

アメリカでの我々はリハなしで本番に臨むのが常であったが
この日のライブハウスは音量制限があるらしく久しぶりにリハ

しかしこの雪であるからしてホテルにタクシーが
なかなか来ない
やっと来たタクシーに乗り込み会場までデッドドライブ
途中バスが動けなくなってた
そりゃそうだ

無事会場に到着リハ
デンバーは高地にあるためか酸素がすげー薄い
1曲歌うだけではあはあなりやがる

リハ後デトロイト7のマネージャーのトクちゃん
とブライアンががちんこの腕相撲対決
トクちゃんは極真空手をやってて熊本だか九州のチャンプ
という猛者である
対決前に「トクちゃんが負けるって事は大山倍達が負けるのと同じだかんね」
と言うと顔が引きつってた

勝敗はブライアンの圧勝
本気で悔しがるトクちゃん
でなおしてこいや!

ライブはこの雪の中200人も客が来たらしい
すげー気合いだじょ
サンクスデンバー

アメリカ日記8

あまりに忙しく
日記をなかなか更新できまへん

3月24日
シカゴにてライブの日
paのブライアンが有名なホットドック屋を教えてくれたので行く
うむ野菜が沢山入っていて嬉しい
アメリカはぼーっとしていると野菜が摂れないのである
たまに野菜を食べるとしみるしみる

ほんの少しだけ街を歩く

目についた古着屋でナイスなスニーカー発見
20$という安さに衝動買い

しかしシカゴは良い街だ

夜が来てライブ
SAの時若いパンクスたちが暴れまくる
おもれー
かっこいい

今日は剛の誕生日である
うちに気合いを秘める
何も考えるな俺

また来たいなシカゴ

アメリカ日記7

23日
ニューヨークからボストンへ

本番前にメンバー皆でケンブリッジにある楽器屋に行く
楽器屋行きたくね?と剛に言うとネットを駆使して場所を
調べてくれた
頼りになりまくりだす
サンク

皆でタクシ-に乗り込み住所を伝えgo

運転手のおっさん道を間違える
このやろ〜わざとじゃねーのか?

楽器屋はなかなかこじんまりしていていい感じ
ショウケースにはいくばくかのエフェクター
シン君に値段の違いを聞くと、日本製のやつは同じだけど
アメもんはなかなか安いみたいです

奥の方に中古のエフェクターがあったので
物色

80$で中古の
サンズアンプ発見
安いね
楽器屋のオッチャンに頼んで
試奏する

ん〜ふつう
でもオーバードライブが二つとも壊れてしまっていて
このままいくとクリーントーンで戦わねばならない僕は
妥協する
こんな機会じゃないとサンズアンプなんか
なかなか買わんしな、と自分に言い聞かせ購入
ふと嫌な予感がして袋からエフェクターを出し
裏を見る
ネジが4個のうち3個無い
ちょっとおじさんネジが無いんだけど
と文句を言うと店中の棚という棚をひっくり返すくらいの勢いで
ネジを探しだした

何か少ししのびなくなってきたので
もういいよテープでとめるから大丈夫
と言うとおっちゃんは見るからに安堵した様子で眉間の皺を
ほどいて笑った

隣では剛がスネアを買うかどうかうんうん悩んでいる
どうやらケースが無いらしく
これまた店中の押し入れという押し入れをかき回すかの
ごとく探しまくっておった

結局どう見ても一回り小さいケースしかなく、
我々の前で店員が2人がかりで、無理矢理
強引にスネアをねじこみ「問題無いだろ!」
と笑いアメリカ感を見せつけおった
適当なのか真面目なのかちっともわからん

熟孝のすえ剛スネアを購入

ケンブリッジの夜に向けて
我々は弾みをつけたのでした

しかしいい雰囲気の楽器屋だったな〜[%7C]

アメリカ日記6

22日
今日はニューヨークへ移動しライブ 

ダラスの空港で朝飯を食べているとシン君が「グレアムや!」と奇声を上げる
視線の先には確かにグレアムコクソンが!
握手してもらおうとシン君 とグレアムの席へむかう
シン君 &コウ「グレアムコクソンさんですか?」
グレアム「あ?」
こっわ
コウ「ファンです」
シン君 「あなたの曲が凄く好きです
照れまくりながらグレアム「ありがとう」
緊張しまくりながらの固い握手
イヤー嬉しい

ニューヨークまで6時間のフライト
アメリカは広い

到着しニューヨークの寒さにやられる
オースティンは夏みたいに暑かったのにこの街の
寒さたるや冬ですな

ライブハウスでリハの前に地元の取材を1つ受け
外で剛と煙草を吸っていると、デトロイト7チームがでて
きた
すげーうまいサンドウィッチ屋があるんすよ!ってことで
デトロイト7お薦めのサンドウィッチ屋までトゥギャザー

店に着き中に入ると5時前なのに大繁盛
そして驚いたのはサンドウィッチの量ね
はんぱじゃねーよこれは
とても食えんつーことで剛とシェア
うん美味い

ライブも楽しかったし
なによりテレビィジョンがプレイしてた街で
音を鳴らしてるという事に興奮しました

しかし寒い
[%7C]

アメリカ日記5

[%7C]
21日
サウスバイ&ジャパンナイトツアーにてpaをやってくれている
ナイスガイ、ブライアン主催のイベントに出演させてもらう
昼12時会場に到着
着いてびっくりふつーの家じゃんか
家の裏に入ると庭になっていて、そこにブライアンが自分で作ったで
あろうステージがある

庭にステージ
すげーぜ

そしてステージわきにはブライアンが
飼ってる山羊の「yagi」
がたたずむ
小屋の横に貼ってあるフライヤーを食べたりしている

庭に山羊
すげーぜ

ドラムスに立っているマイクはベースドラムに一本だけ
アンプ系にはマイク無し

かっこよすぎ

砂埃まうブライアンの家で演奏した我等の音楽は
恐らく5ブロック先までは轟いている筈なわけで
それでも苦情のこないアメリカの懐の深さに嫉妬いたしました

ありがとうブライアン

アメリカ日記4

20日
腹具合どーも悪い
日々ハンバーガーだのホットドックだのパンチがあるものばかり
食っておるからだろう

今日も暑い。16時よりリハをやる
ステージにて準備を済ませさて音を出そうとするが
スイッチをオンにしても音が出ない 4つしか持って行ってないペダルのうちの一つが壊れるとわ

本番は23時30分から22時半位に会場に入ると
客がなかなかはいってる。ぶらぶらしておると客に話しかけられた
16才からファンです
ほー
こんな離れた土地の人がうち等の音楽ば聴きよんしゃーとは
嬉しいね
サラは旅をする
正に

本番

ハローオースティン
ウィーアースパルタローカルズ

一生懸命やる

アメリカの客の雰囲気は、曲を演奏してる時は別に激しく踊るわけでもなく静かに観てる感じで   
あれ?とか思うんだが曲が終わるとすっげえ歓声をあげる
新鮮でよい

40分演奏
へとへとになる

片付けを済ましてビールビール

色んな人が話しかけて来て
よかったよとか、最高!とかmcおもろかったとか言ってもらったり
60くらいのオヤジがビールを奢ってくれたりした
まー初めてにしてはよかったんじゃなかろうか

明日もライブだー
がんばらう
[%7C]

アメリカ日記3

19日
爆睡の後、本場の釣り具行っとかなマズいだろって事で捜す
情報では15ブロック先にオースティンアングラーてとこがあるみたい
ひたすら歩いてやっと見つける
2fオースティンアングラーズの文字
意気揚々と階段をのぼりドアを押すも閉まっておる
1fのパタゴニアで尋ねるとどーやら移転したらしい
歩いては行けないよとのことで泣く泣く断念

来た道を歩いて帰る
暑いひたすら暑い
へとへとになったので病院の前の塀に腰掛けて休んでいると
むこうからネルシャツを着たオッサンが歩いてきた
おっさん「おす」
俺「どうも
おっさん「ぺらぺら(聞き取り不能)」
俺「ごめん俺英語話せないから
おっさん「かみさんが妊娠してさ」
俺「おお!
おっさん「でも俺hivなんよ」
俺「おお、まじか…」
おっさん「家でかみさん病気で寝てるんよ、入院費が50$必要なんやけど無くてさ
よかったら50$くんない?」

う、う、うさんくさーい

俺「悪いけど金ないわ」
俺「でもなおっさん、がんばれ!」
おっさん「ありがとう」

………沈黙

俺「しかし暑すぎやね」
おっさん「うん」
俺「じゃあね、がんばれ!」


オースティンの夜は昼と違いやや冷える
夕食はホテルから2ブロックほど離れたメキシコ料理屋
でタコスを食らう
美味い

夜、光広は一人街のバーに飲みにいったみたい
変なやつだ

明日はライブだ
がんばるど[%7C]